ヤフオクに出品している質問欄に、英語で質問が入りました。
曰くナイジェリアに住んでる息子のためにこの品を買いたい。
500ドル払うので直接メールをくれ、とメアド記載。
…ボロボロの中古品、新品でも定価2万しないのですが…
ナイジェリア、といえば有名なのがナイジェリア詐欺。
連絡を取ると、以下のような流れで詐欺られるようです。
①相手から「海外の銀行を通じて商品代金を送金するので、
銀行から入金通知メールが届いたら品物をEMSで送れ」と言われる。
②銀行から(を装った)の入金通知メールが届き、
「EMSの発送番号と引き換えに送金する」と言われる。
③品物を送り、伝票番号をメールする。
④入金は無く、詐欺だと気付く。
銀行でなく、PayPalを使う場合もあるようです。
詳しくは知りませんが、ナイジェリアとは協定の関係で、
たとえ犯罪であっても品物を返還する義務がないのだとか。
この詐欺、様々にバージョンを変えながら、未だ健在のようです。
今回の質問も、まず間違いなく件の詐欺でしょう。
でも、ちょっとだけ、騙されてみたい気もしたりして(笑)
滅多にできない体験だし、商品はボロボロの不要品。
騙し取られても、実害ほぼゼロだしブログネタになるし~
いやいやいや、つい面白がってしまいましたが、
やはり詐欺の片棒を担ぐわけにはいきません(-“-;)
こーゆーのは無視が鉄則。
特にメールの場合は返事もしちゃダメです。
メルアドが生きてることが詐欺師連中に知られたら、
時間をおいて新たな詐欺メールが届く可能性が大です。
「騙されやすい人リスト」のような名簿業者もあるとか。
そんな名簿に掲載されてしまったら、カッコ悪すぎます。
今回はヤフオクの質問欄なので、お断りの回答をしました。
後から考えたら、これは詐欺だよ!と警鐘を鳴らす意味で
普通に日本語で回答しておけば良かったなぁ、と反省です。
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