(ちょっと長くてメンドーな内容の独り言です。 ニガテな方はスルーして下さい)
先月の話ですが、とある裁判の控訴審で負けました。
前にも日記に書きましたが、国を相手に行政訴訟してたんです。
ここでは詳細は省きますが、あまりにテキトーな判決で、私の中での司法への信頼は失墜したので、最高裁への上告は辞めました。
論点だったのは、労災支給の打ち切りです。
病気になって、労災と認められて、まだ治ってないのに「働けたハズだ」と過去に遡って勝手に打ち切られたので、それを不服として争っていました。
手続き的には、まず労働基準監督署の処分に不満な場合、労働保険審査官に審査請求します。
で、そこで一部支給を受ける事ができました。
でもまだ全然納得できず、更に上の労働保険審査会で審査してもらったら、ヒジョーに意味不明の採決をされて(論点と全くズレまくっている)やむなく裁判に訴えたんです。
そもそも、審査会で労働者により一層不利益になるような採決をするって通常あり得ないし。
…ここまでで、約10年かかったかな?
私はまだ若かったけど、重い病気やお年寄りだったら亡くなってるかも。
審理に時間がかかったうえ、ロクに申立書を読んでいないような採決で、思いっきり脱力して、つい笑ってしまったくらいです。
地裁の裁判官も、最初にこの採決を見た時に「何コレ?」って顔して、監督署側の検察官にいくつか確認していました。
その後、こちらは医師の指示に従ってキチンと休養していたコトや、労務不能であったという主治医の証言、また私自身の本人尋問も経て、裁判所の心証は全体的に良かったと思います。
それに比べて国側の検察官のテキトーなコト!!
病気になる前に新婚旅行に行ったから悪化したとか(休業の1年近く前)
結婚して家事負担が増えて悪化したとか、結婚式が負担だったとか。
要するに、仕事が病気の原因じゃないって言いたいワケ?
そもそも、この病気が労災だって認めたのは、そちら(国側)なのに。
何だか、関係ないコトでイメージを悪くさせてるかのような印象すら受けました。
病院のカルテ、わざと違った意味に読み間違えるし。
論点は「労災の打ち切り」なんだから、打ち切りした時は本当に働ける状態まで回復していたのかどうかについて、ちゃんと争ってよ!
あと、1年近くズレてるのに、やたらと結婚に拘るし(ーー;)
何かイヤな事でもあったんですか?と、こっちが聞きたいくらいです(*’ 艸`)
一審の本人尋問では、裁判官本人からもいくつか質問がありました。
弁護士さんによると、裁判官が質問してくるのは比較的珍しく、この事件に興味を持っている証拠だと言っていました。
私自身も質問の内容から、裁判官は正しく理解しているように感じました。
なのに、届いた判決は。。。
「アナタの言い分は正しい。打ち切られた時期、確かに働くのは無理だった。
でも、もしかして、あり得ないような可能性も絶対にないとは言えないから (もちろん、もう少し具体的に書いてあるんですが)、 打ち切った労働基準監督署の処分は正しい」
。。。
なんか、一審で燃え尽きてしまいました。
後だしジャンケンみたいに、全く話題になってない可能性まで持ち出して、それこそ「宇宙人にマイクロチップを埋められた可能性もあるかも?」くらい突拍子もない判決で、思わず笑ってしまいましたぁ~( ̄m ̄*)
やっぱり、国相手の裁判では勝てないのかなぁ…(´・ω・`)ショボーン
まぁ通常の民事裁判と比べれば、100かゼロしかないので、負ける可能性が高いというのは知っていましたが…
更に高裁ではもっと手抜きで、こちらの言い分なんてロクに聞かないし。
「それは結局アナタの言い分でしょ?」みたいに言われて、「はぁ…」みたいな。
て言うか、自分の言い分を言うために来てるんですが…
もーいい加減メンドーで気分も悪いので、最高裁に上告はしない事にしました。
でも労働基準監督署に労災申請してから、もう10年以上経っています。
こんなので、労働者の救済なんて実現できるのか、きわめて疑問です。
今はまだ体調が悪いですが、いずれ事の経過を詳しく記録したホムペを作ります。
まぁ、どーしても固い内容になってしまいますが…
興味があったら見てね(*ゝω・)
以上、メチャ固い独り言でしたぁ~(´∀`)
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